千葉県松戸市、柏市、流山市、白井市、野田市の土地の平均価格と平成25年の相続税の改正による基礎控除の縮小により、千葉県松戸市、柏市、流山市、白井市、野田市に一定の面積の土地と金融資産をお持ちの方は相続対策が必要です。相続税の申告、納税等についての注意事項は次の通りです。無料相談実施中です。お気軽にご連絡ください。



相続が起こった場合、単純な相続手続や、相続税の申告を行うだけでなく、相続は税理士、行政書士、弁護士、司法書士等がそれぞれの専門分野の立場から情報の共有を図り、知恵を出し合ってベストな解決策を図ることが必要です。

単独の専門家では、見落としがちな相続の落とし穴にはまることなく、安全確実に円満な相続を実現するとともに、相続税の節税をして余分な相続税を支払わないで済むようにサポートします。
また、民法上複雑な相続には、必要に応じて弁護士のサポートも受けられます。



平成25年の税制改正で相続税は増税され、資産家にとっては重大な問題になります。 相続税の計算に際して、基礎控除が減額され、3,000万円＋600万円×法定相続人の数と40％縮小されました。基礎控除の引き下げによる影響は広範囲に及びます。同じ遺産額だった場合、税率が同じでも、基礎控除の引き下げにより、より高い税率区分に移行してしまうため、負担が増えることになります。

従来は、小規模宅地等の特例により、自宅等については、240平方メートル又は、200平方メートルについては、80％ないし50％評価減が出来たため、実質課税を受けずに済んでいたことがありましたが、平成22年の改正により、小規模宅地の特例についても要件が厳しくなっています。

また、最高税率も50％が55％にアップされました。
各相続人が2億円超から3億円以下の財産を相続する場合も税率が40％から45％にアップしました。これらの遺産を相続する人にとってもかなりの増税になります。

さらに、死亡保険金の非課税枠も一定の制限が加えられ縮小しています。平成23年の3大改正プラス、平成22年の小規模宅地等の特例の改正を合わせると、相続税の大幅増税になります。 以前にも増して、生前相続対策はもちろんのこと、2次相続まで考慮して遺産分割のシュミレーションをすることが益々大切です。


相続税の節税のためには
(1)生前贈与によって、相続財産を減らす。
(2)相続税法上の評価が低く、実質価値のある財産に組み換える。
(3)相続税法上の評価が高く、実質価値の低い貸宅地等を生前に処分しておく。
(4)法定相続人を増やしたり、小規模宅地等の特例が該当するように準備しておく。
等のことが必要です。

相続財産の中で、土地の占める割合は平均的には一番高いと考えられます。特に、千葉県松戸市、柏市、流山市、白井市に土地を所有している方は、万全な相続対策と申告が必要になると考えられます。


東京都とも隣接しておりベッドタウンでもある千葉県松戸市の住宅地の平均価格は、平成22年地価公示によれば、1平方メートル当たり139,800円です。坪当たり約462,000円になります。千葉県の中では、5番目に高い価格となっております。

約91坪以上住宅地の土地を所有していれば、それだけで相続税の基礎控除である4,200万円（相続人2人と仮定）を超えてしまいます。（現実には路線価と公示価格は異なりますが、一応の目安として算定）

自宅等、小規模宅地の特例の適用になる、一定の土地であれば評価は下がり、税額が発生しない場合もありますが、遺産分割協議書の作成と相続税の申告が必要になります。

また、約60坪以上の住宅地の土地を所有し、その他金融資産、預貯金、株式等を約1,430万円所有していれば、相続税の基礎控除である4,200万円（相続人2人と仮定）を超えてしまいます。 かなりの方が、相続税の申告義務者になると考えられます。

柏市の住宅地の平均価格は、平成22年地価公示によれば、1平方メートル当たり117,600円です。
坪当たりは、1平方メートル当たり117,600円に3.305を乗じ、約388,600円です。
4,200万円を388,600円で割ると108.08……となり、
相続人2人の場合、約109坪以上の土地を所有していれば、相続税がかかることになります。

また、住宅地の土地約60坪を所有し、その他金融資産、預貯金、株式等約1,870万円所有していれば相続税の基礎控除である4,200万円（相続人2人と仮定）を超えてしまいます。

流山おおたかの森駅を中心に急速に開発が進んでいる流山市の住宅地の平均価格は、平成22年地価公示によれば、1平方メートル当たり130,500円で坪当たりは約431,300円です。

相続人2人の場合、約98坪以上の土地を所有していると、相続税の基礎控除額4,200万円を上回ってしまいます。 また、約60坪以上の住宅地の土地と、その他金融資産や預貯金と株式等合わせて約1,620万円所有していれば、相続税の基礎控除額4,200万円を超えてしまいます。

梨の栽培が盛んな白井市の住宅地の平均価格は、平成22年地価公示によれば、1平方メートル当たり80,100円です。 １坪当たりは約264,700円ですので、約159坪の土地を所有していると、相続税がかかることになります。

また、住宅地の土地約60坪を所有し、他に預貯金、金融資産、株式等約2,620万円を所有していれば、相続税の基礎控除である4,200万円（相続人2人と仮定）を超えてしまいます。

小さな資産家や、預貯金を多少多めに持っていれば、相続税の申告が必要になります。
相続税は一般的な税金になったとお考えください。

 

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