兄は千葉で父と同居していますが、父は体をこわして半身不随になって、身体の自由が利きません。兄嫁が父の介護をしています。

兄が親の預金通帳を全部自分で管理し、引き出しています。私は結婚をして東京の渋谷区に住んでいます。「お前には相続財産は300万円渡すから、それでいいだろう」と、親がまだ亡くなっていないうちから言って来るのですが、どうしたら良いでしょうか。



相続相談センターでは、東京都内（渋谷区、新宿区、中野区）や千葉の相続人になるであろう方から、相続がまだ発生していないにもかかわらず、トラブルになっている相談が増えています。

親の体力が弱り、介護を同居している子から受けなければ生活が出来なくなっている場合や、アルツハイマーになっている場合等にこのような問題が起きています。
親が生きているうちから、同居している子が、自分が親の介護をしているから大部分の財産は自分が相続する権利があるとの主張をしています。

また、親の財産もすでに自分の財産であるかのように、勝手に引き出して、自分の生活費も含めて使っているケースの相談もよくあります。
すでに、兄弟間で相続の遺産分けを想定してトラブルになり音信不通になっている例もあります。

親が体力、気力とも充実しているうちに、遺言を作成することが相続争いを防ぐために必要なことだと強く感じる日々が続きます。

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