千葉で長年に渡り母親の介護をしてきた長男と、次男との相続の遺産分割に関する相談を受けました。

長男は、母親と同居して、10年以上に渡り介護をしてきました。長男だけでなく、長男の嫁も介護をしてきました。母親は10年以上前から身体が不自由になり、5年前からは認知症にもなっていたとのことです。

次男は、東京でサラリーマンをしており、ほとんど千葉の実家に帰ってくることもありません。母親は認知症になっていたこともあり、遺言書も何もありません。

母親の相続が発生して２週間もたたないうちに、次男は平等に母の相続財産を相続する権利があるのだから、預貯金と自宅も含め2分の1ずつ相続したいと言い出しました。

長男も嫁も長年に渡り介護をしてきた分についてはどう考えるのかと言ったそうですが、次男はとりあいません。平等に相続することが不平等な相続になると思うが、何か方法はないのかという相談です。
高齢化社会になり、親の介護問題は避けては通れません。介護と相続、兄弟の間で生前から相続についても、よく話し合っておくことが必要です。

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