相続税の実地調査で、税務調査官から被相続人が使っていたパソコンについて、内容を確認させてほしいということを言われることがあります。

パソコンの中にお金の出入りの記録や心情、贈与の意思等、様々な書き込みがある場合もあるからです。
さらに、メール等の記録も税務調査官は見ようとします。

しかしながら、パソコンには税務調査とは関係のない個人のプライバシーに属することも多く記録されているはずです。

千葉の相続税の税務調査でもパソコンの内容についてどうしても確認したいと言われたこともあります。
しかしながら、相続税の税務調査と言っても、強制調査ではないのであれば、すべて強制されるものではありません。
相続人の協力なくして、勝手に税務調査官がパソコンを立ち上げ、内容を確認することは出来ません。

パソコンの内容についてどうしても確認する必要がある合理的な理由をまず相続人から質問してみることです。
また、「具体的にどの部分」なのかを確認し、その部分だけを開示するのも1つの方法です。

相続税の調査は法人税や所得税と違い、特殊な方法でなされることも多いのが一般です。相続税の調査で、相続人である納税者の権利を守ることが必要です。

 

 

 

 

相続相談センター千葉・東京では、代表者である税理士・行政書士・相続専門ＦＰの田代が、最初の面談から相続税の申告、名義変更の説明、相続税調査の立会まで責任を持って対応をいたします。

当相続相談センターでは、相続税に詳しい国家資格を有するプロの弁護士・司法書士・不動産鑑定士・測量士・社会保険労務士等の資格者が、必要に応じチームを組んであなたの相続をサポートします。安心してご相談ください。

 

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